ウーニクスのこだわり
有資格者による専任制の導入
赤外線サーモグラフィを利用した外壁調査は、赤外線画像を撮影する技術者や画像を解析する技術者の習熟度により、得られる調査結果に差が生じやすいといわれています。
①赤外線調査のメカニズムの理解度
②調査対象壁面と太陽の位置による撮影への影響
③調査建物の構造や外装仕上げ材による赤外線画像に現れる差異
④周辺建築物や植栽などによる影響
⑤調査壁面の温度変化状況の把握
⑥撮影時の対象壁面との距離および入射角など、
技術・知識・経験の差により、得られる調査結果に大きな違いが生じてしまいます。
※当社では、原則的に現地調査・撮影から画像解析までを、赤外線法と外装仕上げ材に関する専門的な知識を有する専任の調査技術者が担当する専任制を採用しています。専任制を採用することで、現地での撮影条件を把握している調査技術者が画像解析を行うことができ、画像解析の精度を保つことが可能となります。
可視画像
赤外線法の適用条件の範囲内で撮影した赤外線画像
赤外線法の適用条件の範囲外で撮影した赤外線画像
成果品(報告書・写真台帳)
報告書の構成
01/調査目的・概要
外壁調査の目的(定期報告・現況把握調査・改修工事等の予算組)と、調査手法や外壁調査に使用する器具類の諸元、性能等の明記をいたします。
調査当日の天候条件等の記載をいたします。
02/調査範囲図
赤外線装置法・外観目視法・部分打診法のそれぞれの調査を行った範囲を図示いたします。赤外線装置法については、撮影時コマ割りとなりますので、画角割図での図示となります。
03/外壁面温度変化データ
赤外線外壁調査では、調査時における対象壁面の温度変化が調査精度に大きく関わってきます。ウーニクスでは、外壁面の温度計測データを表記することにより、赤外線法の信憑性を高めています。
04/調査結果に基づく総評
外壁調査によって得られた劣化箇所の数量・状態・発生状況等を基に、今後の外装仕上げ材の保守・保全や管理対策などについてのアドバイスもさせていただいております。
05/劣化損傷図
外壁調査により抽出された劣化を、その種類ごとに立面図上にプロットいたします。各劣化箇所にはその種類ごとに通し番号が割り振られ、その番号は劣化記録表や関係写真台帳の番号と連動しています。
06/劣化記録表
外壁調査により抽出された劣化の種類ごとに、各面で一覧にまとめた表となります。
07/赤外線画像の全データ提供(ご希望時のみ)
ご希望の方には、赤外線外壁調査で記録された赤外線画像と同時保存された可視画像を、CD-Rなどの記録媒体に収録して提供いたします。
画角割図(赤外線法)
外壁面温度変化データ
劣化損傷図
劣化記録表